節気(せっき):二十四節気
月柱の境目を決める、太陽の動きにもとづいた暦の区切り
節気は、太陽の黄経(こうけい)の位置をもとに、1年を24の区間に分けた暦の仕組みです。四柱推命の月柱は、新暦でも旧暦でもなく、節気を基準に区切ります。命式の計算の中でも、特に混乱しやすいところです。
たとえば立春はふつう新暦の2月4日前後に来ますが、四柱推命で丑月生まれか寅月生まれかを分けるのは、新暦の日付ではなく立春の時刻です。立春より前に生まれたなら前の年の丑月(旧暦12月)、立春より後なら寅月(旧暦1月)にあたります。
主な節気と月柱の対応:
● 立春(2月4日ごろ)→ 寅月(旧暦1月)が始まる
● 啓蟄(3月6日ごろ)→ 卯月(旧暦2月)が始まる
● 清明(4月5日ごろ)→ 辰月(旧暦3月)が始まる
● 立夏(5月6日ごろ)→ 巳月(旧暦4月)が始まる
● 芒種(6月6日ごろ)→ 午月(旧暦5月)が始まる
● 小暑(7月7日ごろ)→ 未月(旧暦6月)が始まる
● 立秋(8月8日ごろ)→ 申月(旧暦7月)が始まる
● 白露(9月8日ごろ)→ 酉月(旧暦8月)が始まる
● 寒露(10月8日ごろ)→ 戌月(旧暦9月)が始まる
● 立冬(11月7日ごろ)→ 亥月(旧暦10月)が始まる
● 大雪(12月7日ごろ)→ 子月(旧暦11月)が始まる
● 小寒(1月6日ごろ)→ 丑月(旧暦12月)が始まる
命式を正確に出すには、節気に入る正確な時刻(節入りの年月日時分)まで確かめることが大切です。
節気が四柱推命で重んじられるのは、自然界で実際に起きているエネルギーの変化を映しているからです。新暦は便宜上つくられた人工的な暦、旧暦は月の満ち欠けにもとづく暦ですが、節気は太陽と地球の位置関係から、実際の気候の移り変わりをとらえたものです。四柱推命が「気の学問」である以上、気の変化を最も正確に映す節気を基準にするのは、理屈のうえでも自然な選択です。
実際、節気の境目に生まれた人は特に注意が必要です。たとえば新暦2月3日生まれの人は、その年の立春が2月3日か4日か、さらに立春の正確な時刻が何時何分かによって、年柱も月柱も変わることがあります。立春前なら前の年の干支になるので、生まれ年の干支そのものが変わるケースも。「新暦の1月末生まれなのに、なぜ前の年の干支なんですか?」という質問がよく出るのは、このためです。
二十四節気のうち、月柱の境目になるのは12の「節」で、残りの12は「中気」にあたります。節は新しい月が始まる時点、中気はその月の勢いが最も盛んになる中間点です。たとえば立春(節)は寅月の始まり、雨水(中気)は寅月の勢いがピークに達するころです。
DESTIGERは節気の計算に天文学レベルの精度を取り入れ、節入りの時刻を分単位まで正確に反映しています。生年月日と出生時間を入力すると、その時点の節気の境目を自動で判定し、正しい月柱を出します。そのため節気の境目に生まれた人も誤差のない分析を受けられ、手計算でよく起こる月柱のミスも防げます。