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天干(てんかん):十干

甲乙丙丁戊己庚辛壬癸——天を象徴する10の記号

天干は天を象徴する10の記号で、甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)・己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)の10個です。どの天干も、五行と陰陽の組み合わせでできています。 陽の天干:甲(陽の木)・丙(陽の火)・戊(陽の土)・庚(陽の金)・壬(陽の水) 陰の天干:乙(陰の木)・丁(陰の火)・己(陰の土)・辛(陰の金)・癸(陰の水) 各天干の性格: ● 甲:大きな木。まっすぐで芯が強く、主導的。リーダーシップと推進力。 ● 乙:草花。しなやかで適応力が高い。社交上手・芸術的。 ● 丙:太陽。明るく快活で、エネルギーに満ちている。情熱的・カリスマ性。 ● 丁:ろうそくの火。繊細で温かく、コツコツ続けられる。集中力・忍耐。 ● 戊:大きな山。どっしりと安定している。信頼感・包容力。 ● 己:平地・田畑。受け入れる力があり実用的。生産性・思いやり。 ● 庚:鋼・岩。硬く、決断力がある。正義感・ストレートな物言い。 ● 辛:宝石・金細工。繊細で完璧を求める。美意識・シャープさ。 ● 壬:大海・大河。広く包容力があり、賢い。スケールの大きさ・ゆとり。 ● 癸:露・雨。繊細で穏やか、洞察力に優れる。直感・感受性。 命式の日干は自分自身を表し、ほかの天干・地支との関係から、社会での役割や才能、人間関係のパターンが見えてきます。 天干は外に表れるエネルギーを示すため、社会での顔(ペルソナ)や仕事の適性を知るうえで欠かせません。たとえば日干が丙の人は外向的で、人前で輝くことを好み、営業・講演・放送・リーダー職などが向いていることが多いでしょう。一方、日干が癸の人は静かに観察し分析する力が強く、研究・企画・カウンセリング・芸術の分野で力を発揮しやすい傾向があります。 天干同士の合(干合)は、命式を読むうえでとても重要です。甲と己(土)、乙と庚(金)、丙と辛(水)、丁と壬(木)、戊と癸(火)の5つの干合があり、合が成り立つと2つの天干の本来の性質が変わって、新しい五行の気が生まれます。これを「化気(かき)」と呼びます。干合のある命式はご縁が強く、社交的な傾向が出ることもあります。 天干には衝突する関係もあります。甲と庚の冲(甲庚冲)、乙と辛の冲(乙辛冲)のように、同じ五行の陽と陰ではなく、相剋の関係にある天干が向き合うと緊張が生まれます。こうした天干の冲は、外での対立や競争、変化のサインとして読みます。 DESTIGERでは、命式に並ぶ天干の分布と関係を自動で分析します。日干を中心に年干・月干・時干がどんな通変星の関係にあるか、干合が成り立つか、大運や年運で巡ってくる天干が命式とどう反応するかを総合的に見て、今の時点でいちばん意味のある解釈を導き出します。
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